もしもクレジットカード現金化をしていた場合、任意整理に対してどのような影響を及ぼすのでしょうか。
任意整理とは借金の返済をしやすくするための法的な手続きですが、クレジットカード現金化をしているとカード会社との交渉が不利になりかねません。
クレジットカード現金化と任意整理の関係性について解説します。

クレジットカード現金化をしていると任意整理の交渉がシビアになってしまう

クレジットカード現金化は、任意整理に小さくない影響を与えます。
なぜなら、任意整理する時の交渉がシビアになってしまうからです。
どういうことなのかを掘り下げていきましょう。

 

カード会社が現金化を認めていないので交渉が難航する

任意整理をする場合は司法書士などに依頼して借金減額の手続きを進めますが、クレジットカード現金化をしていると不利になります。
なぜなら、カード会社は現金化を一切認めていないからです。
現金化目的で有名な金券などをクレジットカードで何度も購入していた場合、現金化していたことが知られてしまいかねません。
そうなると任意整理の交渉が難航し、返済するのが難しくなってしまいます。

 

利息や分割する回数の条件が限られてしまいかねない

任意整理では支払うはずの利息を免除させたり、何十回も分割して支払うように交渉するのが一般的です。
ですが、クレジットカードの現金化が発覚した場合は、このような交渉を受け入れてもらえない可能性があります。
カード会社の規約に違反する行為ですから、どうしても和解しにくくなってしまいます。

まとめ:クレジットカード現金化をしていると任意整理で不利になりやすい

手軽に現金が手に入るクレジットカード現金化ですが、任意整理する場合には不利になります。
なぜなら、任意整理の交渉がシビアになってしまうからです。
カード会社との交渉が難航しかねませんので、その点は忘れずに覚えておく必要があります。